マイケル、子供と食べ物について

kachannnn2009-11-26

私が以前、マイケルから影響を受けた記事の一つを今回ご紹介します。
(かなり前のものですので、知ってる方はごめんなさい。)

マイケルはご存知の通り宗教上のこともあり、ベジタリアンですが、マクロビオティックの料理も食べていたそうです。


それは、家庭料理の本でマイケルコメント(序文でのコメント)です。
 『ピッグテイルス&フロッグレッグス』('93年)という、お母さんが子供に作るお料理が中心のcookinng book。
ここにマイケルによって特別に書かれた序文が載っています。



 
子供にとって食べ物というは、一種特別なものです。


おいしいとか健康な体を作るというだけでなく、食べ物は 愛情・保護・安全等、家族が与えられる全てのものです。
 みなさん思い出してみて下さい。


あなたが幼かった頃、お母さんはあなたの為にパイを焼いてくれたでしょう?そして切り分けてお皿に乗せ 一口食べさせてくれたでしょう。それは愛情以外の何物でもありません。

母親は子供たちがお腹を空かせないように気を配ってくれて、子供もお腹いっぱいで満足していると幸せな気分になります。それはパイの中にあった幸せです。お母さんが愛で育ててくれたのです。

食べ物は、私たちが精神的に必要な何かでもあるのですが、愛でもあり栄養でもあります。それが私たちの中に蓄積されていくのです。



子供の心に必要な事を、皆が大切な事として考えてくれるようになって、僕はとても嬉しく思っています。
子供には、直接戦争を終わらせたり 昔からの紛争を治めたりする力などありません。
ただ感謝の気持ちで輝き、愛を感じた時に喜ぶだけです。
それでも、最後には素晴らしい力を持つようになる存在ではありませんか?


子供の瞳の中で、あなたは喜びの素となります

あなたは、「自分の作った料理の中には砂糖とスパイスしか入ってないわ」 なんて思うかもしれませんが、子供はもっと賢いものです。最初の一口でそれが愛情の入った特別な料理だと判るのです。

 
それでは、みなさんお料理を楽しんで下さい。

   マイケル・ジャクソンより

マイケルジャクソンというイメージからはこのような食に関するイメージはまったくないのですが、子供と食べ物についての重要性をマイケルは自分の子供ができる前から理解していたのでしょう。
私は食という分野で少し勉強し始めたころにこの記事を知って、とても影響を受けました。食べ物は栄養でもあり、お母さんの愛情である、と。それが子供にどんなに大事なことであるか。

オーガニックの野菜やベジタリアン、マクロビオティックのような料理に関心があり、自分でも料理はするよ(離乳食?)と言っていたマイケル。この後子供を持ち、それが実現するのですね。


『ディス イズ イット』をみて、みんなに環境破壊や世界の子供たちについて考えるチャンスを与えたのは
みんなの人生への最高の贈り物ですね。